お待たせしました!
養成コース最終日の様子をUPします!
今のうちに言っておきますが、長文です
最終日も天気の良い警固神社
ここで暮らしている?猫ちゃん
おはようございます!
最終日の午前中は最後のインストラクション
前日のド緊張顔のバージンレッスンとは違い
みんな落ち着いた表情
昨日、10分のイントラのデモンストレーションを1度しただけで
こんなにもみんなの表情に「自信」という文字が見えるのは凄いことです!
2度3度・・・とこなすと、きっともっと表情が和らぎ
伝える事の「楽しさ」も表情に現れてくるのでしょう
やはり場数を踏むことなんですね
前日のインストラクションでフィールバックしてもらった
良かった点
修正すべき点
前日のプログラムに少し修正をかけ
力強く
柔らかく
素早く
ゆっくりと
大きな声で
しっとりした声で
踏ん張らせる
緩めさせる
インストラクションの声やトーンに表情を付けて!
ヨガはダンスです
ヨガは音楽です
ヨガは美術です
ヨガは詩です
レッスンにはリズムがあり
波がある
そして身体の中や精神にも
リズム・音・色・情感・情動がある
自分の目に見えない内側のものを
内側にある目で無限に見て
感じて
躍動させて
表現していく
誘導する先生の深い呼吸音を聞きながら
呼吸に動きとエネルギーを乗せていく
私達インストラクターは表現者です
深い呼吸と共にアーサナをとっていくと
自分の内側が質の良いエネルギーに満たされ
循環されていると感じる
その時自分の表情がどのようになっている?
これが「幸せ」
その顔が「幸せな顔」
幸せは自分の内側にあるんですね
「幸せ」を感じることが出来るヨガを生徒に伝え
「幸せな顔」になった生徒を見ると
自分も「幸せ」になる
ヨガインストラクターで良かった・・・と思える瞬間に出会う
みんな共鳴しあって生きているんだね〜
最終日も卒業生達が駆けつけてくれました
いつも通常クラスに来てくれている生徒達です
再受講を何度も繰り返し
解剖学・運動学・・といった身体のメカニズムは
理解している生徒達ですが
その生徒達はいつもインストラクションを見学しに来て
アドバイスをしてくれます
実は、解剖学・運動学といった理論を知り尽くした後の
次なる学びの深みというのは
このインストラクションにあるのだと感じています
理論を元にアーサナを解明していく事は
実はさほど難しくないのです
レッスンを受けに来てくれる生徒さん達は解剖学も運動学も知らないし
その知識を知りたい人ばかりではありません
本当の気持ち良さを体感してもらいながら
学んだ知識を使って
どのように分かりやすくYOGAを伝えられるか・・・
それが一番難しいのです
その答えは
インストラクションを客観的に見させていただくことで
そしてアドバイスさせてもらう事で
解明されていくのです
受講生達にアドバイスする際
とても言いにくい事を言わなければならない時があります
時には少し厳しい口調で
真剣な眼差しで
確実に明確に
伝えなければならない時があります
最終日は
それが出来る卒業生メンバーが揃っていました
私があえて言わなくても
その前にちゃんと伝えてくれている
「こんな私が言っていいのかしら・・・」ではなく
彼女達もやはり再受講という場数を踏んで
「ハッキリと伝える」という「自信」をつけてきたのです
凄い成長だな〜って真剣思いましたよ
結局は・・・
ヨガレッスンを施すインストラクターの仕事は
「伝える」事
どんなに解剖学や運動学の知識を持っていても
上手く伝えられなければ
知識は箪笥の肥やしでしかありません
「伝える」って難しいです
柔らかい口調で
強い口調で
優しく
時には厳しく
この「厳しく」が難しいんです
そこに愛情と熱意がなければ生徒はいなくなってしまいます
インストラクションの再受講の繰り返しは
真意と愛情のあるヨガインストラクターになる為の階段だったんですね
卒業生が自信を持ってアドバイスしている姿を見ていて
私自身が学ばさせてもらいました
こちらは卒業生Mさん
ヨガブランケットのたたみ方をアドバイスしてくれています
ブランケットやブリックといったプロップスは
ただ使えばいい。というものではなく
身体に触れる部分は違和感なく
心地良くあるために
正しいブランケットのたたみかた方を知ることも
繊細なアプローチをする上で大変重要な事なのです
今回の養成コースには
ピラティスインストラクターの方が受講されていました
その方がピラティスインストラクターの為の講義を受ける際
ヨガとピラティスの違いから学ぶそうです
なので、インストラクションの際
ピラティスの概念を外してヨガのレッスンを施すことに
戸惑いを感じとても悩んでおられました
そこで私は次のような事を言いました
「ヨガとピラティスの違いではなく
アーサナとピラティスの違いではないですか?
ヨガはピラティスですし
ピラティスはヨガです
だから、いつもレッスンしているピラティスを
インストラクションでやってください!」と・・・
ヨガの形は無限です
ヨガレッスンの中に
ピラティス
ダンス
エアロビ
フラダンス
筋トレ
整体
・・・
色んな要素が含まれたレッスンがあっていいと思ってます
実際その方が楽しいです
コテコテのヨガレッスンは
あっちのヨガスタジオでもこっちのヨガスタジオでもやってます
敷居の高いイメージのあるピラティスですが
もっと多くの人に親しんで楽しんでもらうために
ヨガレッスンの中にどんどん取り入れて
ヨガもピラティスも体験出来るお得なレッスンに仕上げてしまいましょう!
他のインストラクターがやってないような
自分だけのオリジナルのヨガレッスン
「ピラヨガ」クラスって、どう?
ダメ?
んじゃ、「ヨガピラ」は?
これからは流派に囚われない
様々なボディワークを複合したヨガレッスンの形が増えるべきだと思っています
なので、私のヨガレッスンでも
空手・・・
やってみたい・・
ボルスターに思いっきりパンチや蹴りを入れていく
もうイメージは出来てます!
午後は、ねじり系アーサナ・リストラティブヨガ
この時の写真は全然ありません
今回の養成コースは
私自身がドップリと指導にあたっていたので写真が少ないです
というのも
今回の養成コースという場で
今まで私自身が吸収してきた知識や法則性が本当に間違いのないものなのか?と
一度、固定概念を外し
1つ1つを再確認していく作業をしていたように思えます
固定概念を外すことはとても恐いです
でも、真実を知るには大事な作業でした
生徒への洞察力が高まっていくと
見た目から生徒が体感している事が分かってきます
しかし、その見た目と体感は本当に比例しているのか?
という法則性を再確認するために
受講生には繊細な違いを生むアプローチを施し
その小さな違いでどのように感覚が変わるのか
フィードバックしてもらいました
そういった細かい作業を繰り返すことで
今までの法則性は間違いないという自信を得られると同時に
新しい法則性を得られることが出来たのです
きっとこの作業をしなければ
新しい法則性は得られなかったでしょう
本当に今回の養成コースは私自身の勉強になりました
受講生・卒業生の皆さん本当に有難うございました!
今回の受講生達の中には
仕事先に無理を言ってお休みをいただいたり
家族の協力を得て受講できたり
お子さんに朝ごはんを食べさせ
保育園に預け
養成コースを受講した後はスグに帰宅し
お子さんを迎えに行き
夕飯を作り
お風呂に入れ
遊んであげて
寝かしつける・・
そんな中で勉強もし・・・
中には
まだ授乳中の赤ちゃんを養成コース中は
自宅でお母さんが面倒を見てくれることになり
おっぱいが張ってきて痛むのを我慢しながら
3時間授乳で寝不足な状態でもがんばって受講し続けた方もいらっしゃます
みんな様々なバックグラウンドを抱えて受講されています
みんな5日間よくやりきった!
私が与える負荷にもしっかりと向き合い
どんどん強く賢くなっていきましたね
本当に頑張りましたね!
これからだって何だってやれるっ!!
みんな卒業おめでとう!