最終日は、アジャストメント・インストラクションの試験・筆記試験 です。
イントラの試験は、数回にわたって練習を重ねてきたこともあり、落ち着いた物腰。みんなの成長が伺えます。
45分間の筆記試験。「難しかった〜〜!!!」と言う生徒もちらほら(笑)。しかし、一番荷が重かった筆記試験が終わり、ホッとしたのか安堵した笑顔が印象的だった。
3期生は全員とても献身的で努力家。小さなことでもバンバン質問してきます。
初対面だった生徒達は、講義を重ねるごとにお互いに刺激し、励ましあい、アドバイスしあい、褒めあい・・・同期として、互いに学びを深めた仲間としてとてもいい関係・繋がり=ヨガを築いてきました。
この3期生は、私にとってもとても思い入れ深い生徒達だったということは言うまでもありません。
私が指導する養成コースは、私が今までに練習し、学んできたアイアンガーヨガ・アシュタンガヨガ・解剖学・哲学・・・様々な分野で間違いない!と言えるものしか伝えません。
どんなに著名な先生の教えや講義でも片方の目は瞑り、疑いの念も持つようにしています。
一般的にすばらしいと思われるお話や教えでも、その話に感銘を受けフワフワと天ばかり見上げてばかりで、地に足が着いていなければ木の幹は大きくなりません。
私は頑固で理屈っぽい人間なのだろう。どんなに多くの知識を学んだとしてもその内容が理にかなっているかいないかを見極め、理にかなっていないと判断したものは排除し、生徒に伝えることはまずありません。
この身体とマインドを持って確かだ!と認識し、キズキを得たものしか伝えれるはずがない。
養成コースの生徒に伝えたいこと・・・。
どんな生徒にも、その生徒の能力に応じた個々のアプローチが出来、アサナをとる楽しさ、喜びを伝える方法と豊富は知識を得てほしい。
そして、何よりも、見なければならないこと、大事な事、守らなければならない事は天にあるのではなく、もっと身近な足元にあるということ。天を見たければ、幹を大きくすること。幹を大きくするには地に足をしっかり根付かせること。
大地・地球というプラグに足というコンセントをしっかりとはめ込んで、大地のエネルギーを吸収する。
母なる地球はこの大地・海・家族。まずは自分の足元に目を向けてみて!
私たち人間は、この壮大な自然の一部であり、木や植物と同じであることに気がつかなければならない。
太陽が優しく照らしてくれるときもあれば、ひどい嵐で倒れそうになるときもある。もうダメだ・・と力尽きそうなときもある。
大地にしっかりと根をはり、大事な人を心から大事と思い、心から笑い・泣き・喜ぶ。ときには傷つき、苦しむこともあるだろう。その時感じたどんな感情も響きのいい教えで拘束することなく、あるがままに感じること。優しい笑みばかりを見せる先生ではなく、時には生徒の前でも泣き、イヤな顔も見せる人間くさ〜〜い先生になってもらいたい。
3期生のみんな!卒業おめでとう!!